訪問リハビリテーション Home-visit-rehabilitation
訪問リハビリテーション
訪問リハビリテーションでは、通院等が困難な方のご家庭に、リハビリ科スタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が直接ご自宅を訪問し、身体の機能回復や維持のため、身体の各部分の訓練(機能訓練)だけでなく、食事・更衣、トイレ・入浴動作などの日常生活に直結した訓練を実施しています。また、会話の改善を目指す言語聴覚療法や食事を食べやすくする摂食嚥下訓練を実施しています。
また、病気やけが等で身体がご不自由になられた方、寝たきりになる心配のある方々に対し、医師の指示のもと、ケアマネージャー等と連携し、ご家庭で安心して生活が送れるように支援しています。
住宅改修や福祉用具利用のアドバイスや介護相談にも応じています。
サービス内容
訪問リハビリテーションでは、ご自宅まで訪問いたします。心身機能の維持・回復、動作能力の維持・改善を目的に、ケアプランに基づき、利用者様に適した訓練プログラムを評価・作成・実施いたします。
運営方針
事業の実施にあたっては、要支援・要介護状態となった利用者様に対し医療・福祉において地域と連携を図り、利用者様の可能な限りその居宅において、心身の機能回復・維持はもちろん、よりその人らしい生活を送ることが出来るように支援し、サービスの提供に努めます。
2022年7月現在、理学療法士3名、作業療法士1名、言語聴覚士1名体制で運営しています。
理学療法では
理学療法士が基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、自立した日常生活が送れるよう支援しています。
関節可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、痛みの軽減など運動機能に直接働きかける治療法から、動作練習、歩行練習などの能力向上を目指す訓練まで、動作改善に必要な技術を用いて、日常生活の自立を目指します。屋内のみならず、可能であれば屋外の環境に適した能力の改善を図ります。
作業療法では
作業療法士がご自宅を訪問しその人の暮らしをより「その人らしい」ものにするために支援を行います。
身体機能を改善し、また高次脳機能の改善する訓練を行い、日常生活(トイレ動作や入浴動作など)で支障をきたしていることの改善につなげます。
実際の生活の場で困っている動作を確認し、一緒に練習しながら改善していくことを目指します。
また、自助具や手すり・歩行補助具などの福祉用具の選定、自宅の生活環境の設定を行うことで、日常生活をより楽に送ることができるように支援しています。
言語聴覚療法では
言語聴覚士が、言語聴覚療法や摂食嚥下療法を行います。
失語症(聞く事・話す事・読む事・書く事が困難)や構音障害(上手く発音できない)などでコミュニケーションにお悩みの方に食べる(飲み込む)事が困難な方など在宅での生活に不安を抱えている方に自宅を訪問して評価・訓練・助言を行い支援しています。