地域医療相談支援センター Consultation-supportcenter
センター長挨拶
当院は、令和5年1月からの病棟再編に伴い、一般病棟はすべて地域包括ケア病棟として99床にて運営していくことになりました。
地域包括ケア病棟とは、急性期の治療は終了していますが、そのまま在宅や施設へ退院するには不安のある患者さまに対して、在宅復帰に向けて診療・看護・リハビリなどを行なうことを目的とした病床です。入院期間は60日が限度となっておりますが、その間に在宅・施設復帰をスムーズに行うために、主治医・看護師・リハビリスタッフ・在宅復帰支援担当者等が協力して、効率的に患者さまのリハビリや在宅復帰支援(相談・準備)を行っていきます。
そのため、令和4年11月1日より今まで入退院支援を行っていた「地域連携室」の機能を強化した「地域医療相談支援センター」を立ち上げました。
当センターは居宅介護支援事業所・訪問看護ステーション・訪問リハビリテーションとの連携を密にすることによって、急性期病院での治療が落ち着いた患者さまの当院への転院、入院が必要と判断された部署からの入院受け入れ、在宅復帰に向けた早期からの介入、訪問診療部の強化など様々な取り組みを行い、入院療養から在宅療養への安心かつスムーズな移行ができるような取り組みを行っております。もちろん普段の診療も今まで通りの体制ですので、急な体調不良時などの救急診療・入院受け入れも引き続き継続していきます。
地域の中核病院として、より地域に密着した病院運営を目指すため、どうかよろしくお願い申し上げます。
地域医療相談支援センター
副院長兼センター長 出口 久暢
センターの機能・役割
入退院支援 | 入院直後(前)から退院後の生活を見据えた支援を行い、効果的な入退院支援に努めます。 |
医療介護福祉相談 | 患者さん・ご家族が抱える多様な相談に細かく対応し、必要に応じて関係職種と連携に努めます。 |
地域連携 | 地域の医療機関、関連機関等との窓口となり、ご紹介患者さんが円滑に診療・検査を受けることができるよう努めます。 |
病床管理 | 病院全体を把握し限られたベッドを効率よく効果的に使用しスムーズな入院受け入れに努めます。 |
◎スタッフ
・医 師 1名
・看護師 6名(うち認定看護師2名)
・社会福祉士 1名
・精神保健福祉士 3名
・事務員 1名
退院調整看護師
入院時から退院後の生活を見据えて、医師や看護師、多職種と協働し、切れ目のない支援を心がけております。患者さんやご家族の希望を伺い、自宅への退院に向けての社会資源の活用やサービスの調整、自宅退院が難しい場合は療養先の調整を行います。お気軽にご相談ください。
精神科認定看護師
入院すると、環境の変化や治療時の不安など認知機能低下や混乱が生じやすくなります。認知症の方やご家族の思いを尊重して、そのひとらしく安心した生活が送れるようにお手伝いいたしますので、認知症に関するお悩みがあればお気軽にお問い合わせください。
摂食・嚥下障害看護認定看護師
食べるということは、栄養をとるというだけでなく”楽しみ”という面があると思います。食事に関する相談や支援を積極的に行いたいと思っています。ご相談いつでもお待ちしております。
【医療機関専用】診察予約のお知らせ
≪予約の手順≫
- 予約申込票ご記入の上、FAX送信お願いします。
- 送信いただいた場合は原則30分以内にお返事(予約受付票)をお送りします。
※当院受診歴があり紹介状をお持ちの場合、患者様からの電話予約も承ります。 - 予約当日は予約受付票、紹介状(画像含む)、診察券(当院診察券をお持ちの方のみ)、保険証等を持って受付してくださるようお伝えください。
医療機関専用予約申込票はこちら ➡ 医療機関専用予約申込票
申込票の用紙を簡素化しました。旧用紙も利用できます。
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地域連携栄養指導についての詳しい紹介はこちらをご覧ください。 ➡ 地域連携栄養指導のご紹介
関係書類はこちらからダウンロードしてください。 ➡ ・地域連携栄養指導委託契約書
・ご案内(医療機関用)
・ご案内(患者様用)
・食事・生活習慣アンケート
・栄養指導依頼書(兼診療情報提供書)
お問い合わせ
TEL | 073-489-2245(直通) |
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FAX | 073-488-7478(専用FAX) |
受付時間 | 月~金曜日 9:00~17:15 (土日祝、年末年始は除く) |
ご本人やご家族が安心して地域で生活を続けられるよう支援することを目指しております。
お気軽に来院または電話などでご相談ください。