X線テレビ装置 Xtv 1.デジタルX線テレビ検査について このシステムは、透過したX線をPDF(フラットパネルディテクター)と呼ばれるX線検出器で受取り、リアルタイムの動画で体の中を透視・撮影する装置です。 造影剤という薬剤を用いることで通常のX線写真では写らない臓器の位置や形などを確認することができます。代表的な検査として、バリウムという造影剤を用いた上部消化管造影検査(胃のバリウム検査)や嚥下造影検査があります。当院では主に消化器内科、整形外科、泌尿器科による検査や治療に利用しています。 近年では、検査だけでなく、この装置で観察をしながら内視鏡や超音波などを用いて、病気の診断や治療での使用頻度が増えています。 2.当院のデジタルX線テレビ装置について キヤノンメディカル:Astorex i9 ASTX-I9000 当院のデジタルX線システムは患者さんを動かすことなく、視野領域を任意のエリアに移動して拡大表示でき、さらに低線量で高画質な画像が得られるため、検査・治療が安心して行えるようになりました。 3.お願い・注意事項 1)妊娠中または、妊娠の可能性がある方は申し出てください。 2) X線テレビ室専用の検査衣に着がえて頂きます。 3) 検査前の食事制限について 検査によっては食事制限をして頂くことがあります。事前に医師からの説明を よく聞いてください。 4)心臓ペースメーカー、体内除細動器(ICD)を挿入されている方は、検査を受けられない場合があります。